役に立つカモ?「お米のお話」No.2
こんにちは!熊谷市不動産、無添加住宅代理店 サカエホームプラスの清水です。
今日は梅雨とは思えない天気で、風も強いですね!結構な風の強さですから、物が飛んで来ないか気をつけながら外出してください!
さて、今回は前回に引き続きお米の話をしたいと思います。弊社のサイトで、この「お米」について書いてあるのはこちらです。ぜひ読んでみてくださいね。
ではさっそく続きをいきましょう!
特別栽培米ってなに?
いきなり聞いたことが無い言葉だったかもしれませんね。白米として食べるお米には慣行栽培米と特別栽培米があります。お米の袋に書いてあることもありますね。
実はこれ、わかりやすく違いを説明すると栽培に使っている農薬の量で分けています(※)。もちろん法的に使って良い農薬や量には規定があり、それに沿って農家さんもお米を作るのですが、その基準よりさらに厳しくして作られたお米を特別栽培米と表記しています。だからより安心というわけですね。ただ、味のほうはというと違いはあまり・・・というか、ほぼありません。その辺りをよく理解していただいたうえでお買い求めいただいたほうが良いかもしれませんね。特別栽培米は若干高いですし。
※厳密には他にも基準はあります。
ちなみに農薬をまったく使わないで栽培するお米もあります。聞いたことがあるかもしれませんが、合鴨農法と言って、害虫や雑草を鴨に食べてもらって栽培する方法です。これだと農薬は必要なくなるのですが、栽培以外の面で手間がかかるので生産量自体が非常に減っています。
余談ですが、タイトルに「カモ」と入れたのは、鴨を記事に入れたかったからです。大変失礼しました(笑)
結局何をどこで買ったらいいのよ?
たぶんこれが皆さんにとって一番知りたいことなのかもしれませんね。どんな銘柄のお米をどこで買うか?ということですが、銘柄については好みや料理によって変わるというのが正直なところです。比較しないとわかりづらいのですが、銘柄によってお米の特徴が違います。例えばコシヒカリであれば粘り気が強いとか、ササニシキ(今は生産量が減りました)ならばさっぱりした食感だとか、実はいろいろあったりします。そのような特性があるので、料理によっても変わってくるというわけですね。
ですので私が知る範囲でいくつかの銘柄の特徴などをご紹介いたします。機会があればぜひ試してみてください。
・コシヒカリ・・・粘り気が強いので基本は白米が良いと思います。手に入りやすいので安定した味をお求めの方に。
・あきたこまち・・・少し粒が大きめです。個人的にはチャーハンに合うと思いました。
・ササニシキ・・・お寿司屋さんが好んで使うことの多い銘柄ですね。さっぱりめです。
・つや姫・・・これは山形の新しめの品種なのですが、とにかく甘みを感じます。ぜひ白米で。
・キヌヒカリ・・・コシヒカリに近いですが、比較すると少しさっぱりめですね。冷めても質が変わりづらいので、オールマイティに使えそうです。
・彩のかがやき・・・埼玉の銘柄ですね。何年か前に猛暑が原因で質が非常に落ちた時がありました。価格が安めですし、粘り気もそれほど強くないので、お米をたくさん使うご家庭にオススメです。
またまた余談ですが、「うちは育ち盛りがいるからお米の消費が激しくて・・・」と嘆いているお母様に、ちょっとしたテクニックを教えちゃいます。もち米をうるち米に少しまぜて炊くと、腹持ちの良いご飯ができますよ。混ぜる割り合いはお好みで結構ですので、試してみてくださいね。
では、話を元に戻しまして、どこでお米を買うと良いのかという疑問の答えにいきます。
たいていの人はお米をスーパーかお米屋さんか、農協あたりから買うということが多いと思います。もしかしたら実家が農家で送られてくるということもあるかもしれませんね。
実はどこで買ってもほとんど変わらないというのが回答ですが、買う場所よりも気にして欲しいことがひとつあります。それが精米年月日です。スーパーで売られているお米であれば必ず記載してありますよね。
精米とはお米の周りを削ることと前回の記事でもご説明しましたが、精米をすると玄米より飛躍的にお米に含まれる水分が抜けるようになります。だから精米年月日が古いと水分量が減って、炊き上がった時に味が落ちているとか、食感が良くないといったことが起きやすくなります。お米も生鮮品のひとつとお考えいただくとわかりやすいかもしれませんね。ですので、ぜひとも精米年月日を確認してお米を買うようにしてみてください。消費の目安は1ヶ月ぐらいでよいかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。知らないこともありましたか?お米は日本人の主食…とは言えなくなってきているものの、それでも食卓には欠かせない食材です。せっかく農家さんが苦労していろいろな品種を開発していますから、ぜひ皆さんもいろいろ試してみてください。何か面白い発見があるかもしれませんよ(笑)
それでは、ここまでお付き合いありがとうございました!
清水