アレルギーに自信がありますと書いてありますが・・・どのようなことですか?
無添加住宅を建てられたお客様は、ぜんそくやほこり・ダニアレルギーの症状がほとんど無くなったとわかりました。
もちろん無添加住宅でもホコリは出ますし、ダニが発生する可能性はあります。
なのにそれがアレルギーの原因にならないとすると、一般住宅とは何が違うのでしょうか?
実はホコリやダニの死骸が風で舞い上がって空気との摩擦で静電気を帯びた時に室内の化学物質が吸着され、それを吸い込むことでアレルギーになることがわかっています。
また、アレルギーの仕組みを簡単に言うと、体に備わっている自分以外の物質を排除しようとする免疫システムの異常反応です。
元々体の表面にある善玉菌が外敵をやっつけてくれるのですが、それが少なくなると体に良いものが来ても間違って攻撃してしまい、それが皮膚に赤い湿疹となってしまうことと言われています。
揮発性化学物質(VOC=先述の化学物質のこと)は空気より重たいので床に落ちますが、人が動いた時に空気中に舞い散ります。
その時に室外に出てしまえばいいのですが、例えば壁がビニールクロス、そして床が合成フローリング等の空気を通さない物を使っていたら…
空気中やフローリングの上には揮発性化学物質(VOC)が残留し続けます。
赤ちゃんにアトピーが多い理由は、残留物質の多い床面に近いからともいわれています。
対して無添加住宅は、室内に塗っている漆喰は弱アルカリで除菌作用が高く、昔から発酵食品、醤油や酒蔵の壁に塗っていたように、人間が必要なコウジ菌が棲みやすい環境をつくってくれます。
また、ビニールクロスと違って小さな小さな空隙(洞窟のような穴)が有り、そこに揮発性化学物質(VOC)を一定時間保管し自然分解する作用を促してくれます。
だから室内もクリーンなんです。
ぜひ無添加住宅の室内で大きく深呼吸してみてください、新築なのに新築特有の臭いを感じますか? 新築特有の臭いとは揮発性化学物質の臭いだということに気づいてください。