炭化コルクってなに??
炭化コルクとは皆さんがよく知っているワインの蓋につかうコルクを熱を加えて炭化させたものです。コルクの原料はポルトガルに生息するコルク樫の木の樹皮です。
このコルク樫という木の樹皮を剥がして作るのですが、一度剥がしてもまた約9年経過すると元通りになりますので、木を伐採せずに作れるとてもエコロジーな材料なんです。まるで羊の毛みたいですね。
そして、その断熱性能は、熱伝導率はλ=(W/(m/k))0.038~0.039です。この数値が低ければ低いほど断熱性能が高いということです。
ちなみにこの数値はセルロースファイバーやポリエチレンフォームやウレタンフォーム、高性能グラスウールなどと同等です。
ちなみに断熱材でよく使われている高性能グラスウールがどうやって作られているかご存知ですか?
グラスウールはガラスを綿菓子のように熱風で吹き、針のような形状になったものを集めて作られています。
綿菓子なら砂糖なので溶けますが、グラスウールは万一肺に入っても、刺さってしまい抜けることができず、その刺さった部分がストレスとなり長い年月でガン化する可能性が高くなります。
アスベストは石を針状にしたものですが、それとほぼ変わりません。また断熱材としても年々重力に逆らえず、下の方に縮んでいくので、上の方は断熱できていないようになるんですよ。