漆喰のひび割れは大丈夫ですか?
ひび割れは有ります。特に入り隅や窓やドアの開口部そして下地の突合せ部分です。
ですが、ひび割れしたところで、すきま風が入ってくることは無いので大丈夫です。
要するに構造の心配はいらないということです。
東日本大震災の時も弊社で施工した、しっくいの家は目立つヒビ一つ入りませんでしたが、ビニールクロスのお家は目立つひびが結構入っていました。
また、無添加住宅の代理店仲間が福島県におりますが、同じように、しっくいにはひび割れ入らずビニールクロスはひび割れが入ったそうです。
虫眼鏡で見たわけではないのでもしかすると目立たないヒビはあったのかもしれませんが、無添加住宅のしっくいは他のしっくいと全く違うことが証明されました。
まず3~5mm厚塗りで仕上げさらに麻スサなど繊維質が沢山含まれているせいもあるので割れにくいのです。
逆に全くひび割れしない漆喰や塗壁剤の方がおかしいことに気づいて欲しいのです。
ひび割れしないということは、何か樹脂系のものをいれていると思いますよ。
入っているかどうかはサンプルを燃やしてみればすぐにわかります。
なぜかというと、燃えた時の煙の色やにおいで判断できるからです。
外壁の場合も、ひび割れして少し雨が入ったとしても晴れた日には出ていきますが、樹脂系の塗壁やサイディングの場合ですと少しひび割れただけでも雨水が侵入すると壁の中から湿気が抜けなくなるので、雨が入る前にすぐに防ぐ必要があります。