天然ムク材

 

 

ムク材は生きています。
無添加住宅も生きています。

 

 

当然ですが、昔は木といえばムク材でした。
使用する箇所によって堅い木・柔軟な木・防水性の高い木・防虫性の高い木等を使い分けてきました。

では現在はというと、コスト面や生産性の面からムク材の代わりに添加剤だらけの粗悪な木(もどき)が氾濫しているのです。
反りや軋みが無いからといって、科学接着剤の塊のような集成材や、年月がたつとボソボソと剥がれてしまうようなプリントの木目に魅力があるでしょうか?しかも、万一の火災時にはそれらの「木もどき」の建材は猛烈な化学物質をまき散らして、人間の命を奪うのです。

ムク材に触れてみるとまず、その優しさが伝わってきます。夏はひんやりと涼しく、冬はじわっと温かいのです。

また、木のやさしい香りに包まれてください。木立の中に居るかのようです。
使い込むほどに本物の木だけが見せる味わいも感じます。ムク材は調湿性能も持っています。
室内が乾燥すれば水分を吐き出し、湿気が多い時には水分を吸い込みます。健康に暮らすために選んだ素材は生きているんですね。

「無添加住宅」はムク材しか使いません。だから磨いたり塗料を塗り直したりのメンテナンスも大事になります。
そうした家とのお付き合いも楽しみになるくらいの覚悟は持って欲しいと思うのです。

●無添加住宅のムク材は防腐処理をせず、伐採から製材までトータルで管理しています。

 

 

ちょっと木の話

 

折り箱や薄板で食べ物を包んだりしたのは、木が抗菌・殺菌効果を持っているからで、昔の人の生活の知恵でした。

身体の冷えは自律神経を介して健康に影響を与えますが、ムク材の床は衝撃を適度に受け止めるだけでなく、床の冷えからくる疲れを防ぎ、足の温度を上昇させえてくれるんです。

 

 

 

 

無添加住宅オリジナル無垢材とは?

 

燻蒸処理はしていません。だから安心です

 

東南アジア産の輸入材は防虫・防カビのために薬剤による燻蒸処理を行うのが一般的です。表面処理だけでなく薬剤が加圧注入されていることもあります。だから無垢材といっても全ての製品が安全であるとは限らないのです。無添加無垢材は燻蒸処理を行わず、70℃位の高温釜に1週間程度入れて防虫・防カビ処理を行います。また、出荷するまでに-20℃の冷凍殺菌も行っております。人や環境に有害な薬剤を使わないので安心・安全な無添加無垢材です。

調湿機能があるからこそ、床なりも自然な現象です

 

無垢材は季節によって床の隙間が開き、踏み音が出る場合がありますが、特別不快な音ではないと思います。空気中の水分が季節により違うため、無垢材がそれを吸収したり吐き出したりするために起こる現象です。無垢の木にとってはとても自然なことなのです。室内の湿気を調整してくれるありがたい特性です。逆に、一年中どの季節もまったく変化しないことを木材に求めることは、本来とても不自然なことです。

ムク材は呼吸しています。だから完全無塗装

 

今までは汚れにくくするという理由からウレタン塗装が望まれました。しかし本来ムク材は塗幕塗装をしないで使ってこそ、その良さが現れるのです。それは調湿機能が働いてくれるからです。ウレタン塗装などで塗幕を作ってしまうと湿気を吸いにくくなります。水分による変形は起こりにくくなりますが、ムク材の持っている優れた特性は殺してしまいます。無添加ムク材は無塗装が基本です。

 

 

無添加住宅ムクの床材 (※一部)

 

◆シンゴン(インドネシア産)

 

マメ科の広葉樹。木質は軽く、適度な柔らかさと温かさが特徴。

◆インドネシア松(インドネシア産)

 

マツ科の針葉樹。中程度の硬さで、柔らかな木目が特徴。

◆ミルキーメープル(ベトナム産)

 

カエデ科カエデ属の落葉広葉樹。心材、辺材ともに白色から黄白色。硬質で木目が細かく縮み杢がでるのが特徴。

◆アカシア柿渋塗装(ベトナム産)

 

マメ科の常緑広葉樹。材質は硬く心材は濃い茶色、辺材は白色の濃淡があり、色差がはっきりしている素地に柿渋塗装を施しています。

◆ロシアンパイン・ムテンカラー塗装(ロシア産)

 

このムク材はロシアンパインに無添加住宅オリジナル塗料「ムテンカラー」を塗装したものです。人に優しい成分で木目の風合いを引き立ててくれます。

◆シンゴン集成

 

シンゴンを集成材にすることにより反りや伸縮を軽減。施工後の隙間や床鳴りを少なくしています。接着剤はもちろん体に優しい米のりを使用しています。

 

 

 

無垢の玄関扉 (※例)

 

 

 

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