無添加住宅を始めたわけ
私どもの目指す家づくり
最初っからこんなかっこいいスローガンが出てくればいいのですが
現実は違います。そう思えるように無添加住宅と出会って気づかせていただいたのです。
無添加住宅に関する詳しいことは『無添加住宅について』を見ていただくこととして、
ここでは私が無添加住宅と出会って気づき、そして無添加住宅を取り組んだわけを
ご紹介させていただきます。
無添加住宅との出会い
2008年の春、私は東京のビックサイトで新商品を求めて、新たな発見を取り入れるために建設業界人が集まる年数回のビルダーズショーに参加しました。
そこで無添加住宅と出会ったのです。
無添加住宅の発祥は兵庫県西宮市。
その家づくりを関東地方へ広めるためにビルダーショーに参加していたのでした。
当時、関西では爆発的な人気を誇っていた無添加住宅でしたが、関東地方ではほとんどといっていいほど知られていませんでした。
無添加住宅と聞いてなんとなく、胡散臭い。。。
無印の間違い?パクリ?食品や化粧品ならともかく、エセっぽいな~。
そんな否定的な想いを抱いたのが第一印象でした。
しかし、そんな疑心が、無添加住宅の東坊次長のお話で変わりました。変わるどころか、私がいままでしてきた家づくりの考え方をも根本から転換する必要があることを教えられたのです。
井の中の蛙大海を知らず。 まさにこの言葉がピッタリきます。
無添加住宅ビルダーズショーの担当スタッフだった東坊はいいました
全く想像もしていない質問に意味も分からず。返答もできませんでした。
内心。何を言っているのだろう?
シックハウスとは新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれる体調不良の呼び名。ということは知っていたし
もちろんシックハウス対策は当社でもしていました。国のシックハウス対策法に基づいた安全な基準値をクリアーメーカーの建材や内装材を使っていたからです。
私は恥ずかしながら有害な物質の数さえも正直知りませんでした。
愕然としました。
世の中で作られている有害な物質10,000種のうち建築基準法で規制されている有害物質はたったの3つなんて。。。
初めて聞く話の内容に、私は衝撃を受け、そして同時に引き込まれていきました。
情けない。。。知っているつもりで何も知らなかったのかもしれない。。。
シックハウスを軽んじ化学物質過敏症という言葉も知らなかった。
国の基準に基づいているF☆☆☆☆(フォースター)の材料を使えば健康被害に遭うなんて考えもしなかった。
今まで国の基準を守って造ってきたものでも健康被害が出てしまう可能性が。。。
そう考えたらいても経ってもいられず、私は翌週に、兵庫へ向かいました。
そこで数々の無添加住宅見学し、仕組みを学びました。
無添加住宅を埼玉に広める決意
無添加住宅では、壁や天井に漆喰(しっくい)、断熱材には炭化コルク、屋根に石材、と天然素材はあたりまえ、接着剤にまでこだわった本物の家でした。
天然素材だけで造られた外観は秀でた存在感がありとても美しいものでした。
見るもの、体感するものすべてが衝撃的でした。
私たちが進むべき道を考えさせられました。
誰しも、人を不幸にする仕事をしたいと思っていない。
まして一生の買い物に失敗は許されない。
よし!やろう!私は決意しました。無添加住宅を埼玉に広める!
住宅から健康被害を減らすこと。それは今、隣で笑っている子供たちの笑顔を守ること
未来の子供たちのためにも、住宅から環境完全を目指さなくてはならないのです!